【カゲプロ】【ハイキュー】繰り返す先にあるものは 2

第50話 ページ21

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「…あ、あぁ………」









恐らく、1番最初に撃たれたであろう修哉を、つぼみが抱き抱えるようにして倒れていた。


立ち向かったであろう幸助も、マリーを庇うように抱きしめていたモモちゃんも、それを守ろうとしたであろうシンタローも、みんな、みんな









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もう、事切れていた。









「や、だ…みんな、おき、て……」









マリーが、弱々しく手を伸ばした。









「マリー！！」



「あ…A……ッッ！！」









「なん、だよ、これ……」







少し遅れてきたみんなが目を見開く。


人が死んでるんだ、当たり前だけれど。









「まだいたのか…」








その声に、私は涙に塗れた顔をあげた。









「クロハ…ッッ！！」




「…おまえ、そうか…やっと……見つけたぞ」









クロハは、私とマリーに静かに手を差し伸べた。









「さぁ、女王…そして、俺の‘‘片割れ’’。世界を、逆流(まきもど)せ！」









___そこで、









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夢は覚めた。









「…あれ、なんか嫌な夢見た気がする。ま、いっか」

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