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「 姉さん 」
静かな廊下
一度だけ引き分けた三雲くんの試合を見届けて
人気のないところにきた。
後ろから声を掛けたのは、言わずもがなで。
「 藍 」
「 姉さん 」
藍は少し俯いて、震えていた。
「 ............ょ 」
「 え？ 」
「 烏丸先輩に色目使うのやめてよ！！ 」
藍の叫び声に目の前が真っ暗になった。
どこかで信じていた。
藍と分かり合えないのは、わたしの一方的なもので、
時間が解決してくれることもある、と。
藍は周りの子のようなことを言わない、と。
しかし、
「 私が烏丸先輩のこと好きって知っててやってるんでしょ！？私のことが嫌いだから！！ 」
わたしたち姉妹はどこから食い違ったのだろう
「 姉さんはスタイルも顔も頭もいい！器用でなんでもすぐこなしてしまう！なのに、急に家からいなくなって！！卑怯よ！！なにから逃げてるの！？ 」
なにかが、
切れる音がした
.
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もも(プロフ) - はぎさん» ありがとうございます！完結まで少し時間が掛かると思いますが、末永くお付き合いください！ (2018年10月18日 17時) (
レス) id: 3c23c3a7d0 (このIDを非表示/違反報告)
はぎ - タイトルも好きですし今後の展開も楽しみです。完結まで応援し続けます！ご自分のペースで頑張ってください！！ (2018年10月18日 15時) (レス) id: 573a45dca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも x他1人 | 作成日時：2018年10月16日 19時
