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家に帰ってきて、彼にLINEを打つ。
今日はありがとう。
ちゃんとママたちに話すね。
たっちょんもホテルに着いたら教えてください。
そう送信する。
もうすでに、私の中で答えは決まっていた。
たっちょんと付き合いたい。
周りから反対されようが、私は彼が好き。
あなた： ママ。パパ。お話があるの。
母＆父： どうしたの？
あなた： 関ジャニ∞の大倉くん知ってる？
母＆父： 知ってるけどそれがどうした？
あなた： 私、彼と知り合いなの。
今日も会ってきた。
父： A、そんな嘘をついてどうする？
母： そうよ。芸能人と知り合いだなんて。
あなた： 嘘じゃない。
私は彼との２ショット写真を見せる。
母＆父： A...
あなた： 私、彼とお付き合いをしたいと思ってる。
父： 自分が何を言ってるのか分かってるのか？
母： 彼はなんて言ってるの？
あなた： 彼も同じ気持ちでいてくれてる。
夏休み２週間だけ彼と過ごしたい。
元々東京に大学を見に行く予定だったし。
母： A！ あなたまだ高校生よ。
私たちが良くても世間は反対するわよ。彼にはたくさんのファンもいる。
心ないことを言う人も世の中にはいるのよ。高校生のあなたが耐えれるとは思わない。
あなた： 耐えれるよ。彼のためなら何でもできる。
父： A、お前の気持ちは分かった。
でもパパは彼と話がしたい。
夏休みまでに家に一度連れてきなさい。
夏休みの話はその後だ。
あなた： いいよ。連れてくるよ。
私は勢いよく階段を登り部屋に入る。
気付けば彼に電話をかけていた。
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作者名：りあ | 作成日時：2019年5月29日 6時
