天然すぎる君が好き【天然コンビ】＜完結＞ (ページ6)

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６.シェアハウスのルールページ6

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◇ トイレとお風呂の定期掃除とゴミ出しは当番制。

◇ 門限は２４時(ただし管理人は仕事の場合、これにあてはまらない)

◇ 共有リビングで騒がない。

◇ キッチンはキレイに使うなら、ご自由に。

◇ 使われたくない私物、食べられたくない食品には名前を書く。

　名前のないものは自由にしてよし(されても文句は言わない！)

◇ 冷蔵庫の前にあるホワイトボードに予定を書き込むこと(原則)

◇ 自室への恋人の連れ込みは禁止

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ただし……

「かっこ、シェアハウス内の恋愛は自由、かっこ閉じる…」

「……んなわけないだろう」

「だよねぇー
　男ばっかりだもんねー」

野菜ジュースを飲みながら

リビングに貼ってあるルール表を、何となく声にして読んでみた。

最後のは、俺オリジナルのボケで

確実にニノがツッコんでくれる。

「お前、彼女いたんじゃねぇの？」

「今日フラれた」

「はっまたかよ」

「なんでかなー」

「【本命】がいるってばれてんじゃねぇの？」

「Σなっ！！なっなっなっ！」

「図星を刺されてどもるって
　ベタベタだなー(笑)」

「何言ってんの！？」

リビングのソファでゲームを始めたニノに

とんでもないツッコミをされて

俺はキッチンから走り出て詰め寄った。

「お、おお、おおおお俺は女の子が好きなんだよ！」

「ほー」

「大ちゃんは男じゃん！！ ……特別だけど」

「へー」

「大ちゃんをぎゅーってしたら、すんごく気持ちいいけど
　やましい気持ちなんて、チョットしかないんだから！」

「ふーん」

あれ？

ニノがにやにや笑ってる。

「それで隠してるつもりってのが
　本当にバカだよね」

「バカって言った方がバカなんだぞ！」

「……小学生か」

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