杉田妹、声優兼Deargirlな模様。 (ページ21)

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初DGS④ ページ21

「お疲れ様ーあーんど、よろしくお願いしますー」
そう神谷さんは立ち上がって私の手を握った
「こ、こちらこそよろしくお願いします！」
「ね、神谷さん言ったでしょ？杉田くん以上の逸材だって」
「小野くんが見つけた訳じゃないでしょ」
そう神谷さんは小野さんを小突く
目の前に夢のような光景が広がっている、信じられない
「良かったらこの後お昼でもどう？」
「いいんですか！？」
「この間中村が渋るから行けなかったしねー、神谷さんも来るでしょ？」
「うん、そりゃあね」
そのままお昼を一緒に頂くことになった

「いいえ私が払います、小野さんは座っててください」
私は伝票を持って立ち上がると小野さんも払うと言って聞かない
「後輩にしかも女の子に払わせる訳にはいきません、僕が払います」
推しに払わせる訳には！！！
「どーでもいいけど早くしてー」
「ほら！神谷さんも早くしてって言ってますよ！！小野さん！」
「店員さん困ってるからね！Aちゃん！」
「もしもし中村？今杉田くんと一緒？今妹ちゃんといるから回収しに来て…え？お前一人？それでもいいから、今小野くんと伝票の取り合いしてる、はよしろ」

なぜか中村さんが来て、私から伝票を奪い小野さんに渡してしまった
「ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ」
中村さんは私を脇に抱え、払えない様にする
「うるさい、お前は先輩の面子ってものを考えろ、小野坂さんとかには普通に奢ってもらってんだろ」
頭を拳でぐりぐりされる、地味に痛い
「推しに貢ぎたいんです！！！」
「じゃあ、Aちゃん、また一緒にご飯食べに行こう、そうしてくれればいいよ」
神谷さんはそう笑ってくれる
「はい！」

そのまま中村さんと帰路につく
「中村さん聞きたいことあるんですけど」
「ん？どうした」
「神谷さん、結婚されてますよね」
神谷さんは私がいると気づいてからスっと左手から何かを取った、結婚指輪か何かだと思う
私リアコ勢じゃないし
中村さんは私の頭に手を置いただけだった
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神谷さんのネタに関しては

神谷さん暴露とお子さんの年齢から逆算したものになります、2011年生まれのお子さんがいるので物語中の2012年ではもう完全に結婚しているだろうという事で書かせていただきました

こちらの物語はフィクションですので、暖かい目でご覧下さい。