杉田妹、声優兼Deargirlな模様。 (ページ19)

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初DGS② ページ19

「…なんか駐車場にスティード置いてあったんだけど」
神谷さんの第一声はそれだった
「おはようございます、神谷さん、誰のでしょうね」
「バイクねーバイク…はー」
事故のことでも思い出しているのかそう呟く神谷さん
「ねぇー小野くん、今日何すんの、台本渡されてないんだけど」
「僕も貰ってないです」
何するんだろう、四月一日の放送分だからドッキリとかなのか？
「おはようございます」
そう見なれたディレクターさんが挨拶に来る
「今日はスタジオ、いつものじゃなくて動けるとこです」
「えぇ、ラジオだよね」
「ラジオですよ」
神谷さんは少し嫌そうな声をした
「とりあえずオープニング撮って移動します」

「という事で移動してまいりました、なんか、凄いでかい箱ありますよ小野くん」
「ですね神谷さん」
推しの！！生ボイス！！
気が狂いそうになりながらその声を聞く
「え、開けるよ？」
そう上の蓋が持ち上げられると同時に俊敏に立ち上がった
「…うぉぉ…！！」
「ぇえ！！」
驚くおふたり
「おはようございます！！杉田Aです！！」
「おぉ！！！Aちゃん！！」
小野さんがそう手を振ってくれる
「小野さんお久しぶりです！」
私は小野さんに手を振る
「えっ何…僕理解が追いつかない…！あ！！分かった杉田くんの妹だ！！！」
考えた顔から一変し、驚いた顔になる
「そうです！杉田智和の妹、声優の杉田Aです！初めまして！」
神谷さんにお辞儀をする
「あっどうも神谷浩史です…」
礼儀正しくお辞儀で返してくれる
「…もしかして今日のゲスト？」
「はい！今回のゲストは私でございます！」
「「えぇッ！！！」」