Blue Ocean ～青色王子に夢中～２ (ページ41)

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恋みくじのホントのところ８ページ41

「昔みたいだなって、懐かしくなって、相葉ちゃんの隣に行きたくなっただけだよ」

昔みたい……？

「よく二人で、ロケバス乗って行ってた頃みたいでさ」

あの頃のこと、覚えてくれてるの……？

「あの三人が個人の仕事多くて、相葉ちゃんと俺の二人っきりで、あちこち行かされたよなぁ」

「う、うん。そうだったね」

俺、声が上ずってない？

俺、ちゃんと笑えてる？

「一緒にがんばろうなって」

「うん」

「ずっと一緒に、さ」

「うん」

君の記憶に、あの初めての約束が残ってるんだね。

「だから、なんか嬉しくて」

「え？何？」

「今、相葉ちゃんと一緒にドラマ頑張ってるのが、すごく嬉しいんだ、俺」

君が、とても綺麗に笑う。
目の前にいる、俺の…

「大チャン」

少しビックリした顔をした。

君が、また笑った。

「また、呼んでくれたんだな」

「……呼んでいい？」

「当たり前じゃん。リーダーばかりじゃ…あっ…!!」

「…………」

ブレーキが踏まれたときの振動で、君の身体が振られたのを強く抱き留めた。