異能力ってなんですか？【文豪ストレイドッグス】

23曲目 ページ25

Aside

今日は森コーポレーションのパーティーの日。
控室で服を着替えメイクをちょっとする。


コンコン

『どうぞー！』

「A、そろそろ出番」

入ってきたのは黒いドレスを着た一葉。いつもとお団子の位置が違ってこれもかわいいー！！

「髪の毛に埃ついてるわ。ちょっとかがんで」


一葉に言われた通りに屈み、頭を差し出す。
一葉は優しい手付きで私の頭に触れ、しばらくして手を離す。

「取れたわ」

『ありがとー！！』

「それと…すごく似合ってるわ」

『一葉もきれーい！』


一葉は少し笑って「行くわよ」と言ってあるき始める。
私はおいていかれないようについていき、隣を歩く。


「今日は何を弾くの？」

『華麗なる大円舞曲、四季から春と冬。この3つ。
私のファンタジーで春は難しい気がするけどできるはずー！』

「春以外わからない…」

『大丈夫！曲名が分からないだけで曲自体はすごく有名だから！！』


曲のことを話していたらピアノが見えてきた。
お客様たちはパーティーだから、バイキングみたいな感じで食事をたって食べてる。

「わたしは此処までだから。頑張ってきてね」


私は一葉に手を振り、舞台を歩く。
私が舞台に立つと辺りは少し暗くなり、スポットライトが当たる。

お客さんは私を拍手で私を迎えてくれた。


私は絶対にあなた達の期待に応える！！
一葉もそこで見ててくれてるし！


椅子に座り息を整える。


さあ、始めよう！！

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