異能力ってなんですか？【文豪ストレイドッグス】

21曲目 ページ23

Aside

紅茶の準備ができ、机にケーキと一緒に持っていく。
元の場所に戻ると一葉が戻ってきていて、エリスちゃんが椅子に座って待っていた。


私はあまり音を立てないようにティーポットとカップを置き、紅茶を入れる。


エリスちゃんはすぐにドライフルーツを手に取り、美味しそうに頬張った。

私も椅子に座り紅茶を飲む。


「それで、Aはどんなドレスを着たいの？」

「Aもドレス着るの？じゃあ私とおそろいにして！」

あんまり赤いドレスは着たくないんだよねー。私に赤いイメージとかそこまでないしなー。

『真っ赤なドレスかー。…紅葉姐様は私にどんな色が似合うと思いますかー？』

「そうじゃの…ポートマフィアらしく黒なんかどうじゃ？
音上は白髪じゃからの。白に黒はよく映える。
その真紅の高踵靴(ハイヒイル)もよく似合うじゃろう」

なるほどー！黒に赤は似合うってことねー！
あと映えるって言われたー！！うれしー！

『黒かー。あと紅葉姐様、名字じゃなくてAって呼んでくださいよー。
距離を感じてしまいますー！』

「そうか。ならばAと呼ぼうかの」

やったね！
紅葉姐様に名前を読んでもらうことに成功した！

「私も黒もいいと思うわ！赤も来てほしいけど…それにAは何を着ても似合うと思うの！」

「色は決まりましたね。次は形とかですかね」

『ドレスに形なんてあるのー？知らなかった！』

一葉って物知りなんだね！服とかにそこまで興味なかったから初めて知った！


一葉や紅葉姐様から聞くと、パーティードレスには主に8種類のシルエットがあり、
身長とかによってオススメが変わってくるんだって！

私はどんな体型の人でも着れるAラインってゆう種類にして、足首くらいまでのスカートの長さにすることにした。




ココで決めても、あんまり意味ない気がするけどね！

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