謝罪 ページ11
「早くノックしなよ」
「しなきゃダメ?」
「謝る為にここまできたんでしょ!なに怖じ気づいてんの」
「はぁ…」
SEVENTEENと書かれた紙の貼られたドアを、恐る恐るノックする
どうかどうか不在でありますようにと
願いながらドアを叩くのは生まれて初めてだった
ガチャッ
願いは虚しく勢いよくドアがあいた
「は〜い…えっ!?」
「あっお疲れ様です。magnumです」
「どうしてここに…あっ、やばっ!!!ちょっ、ちょっと1回ドア閉めますね!!!」
「えっ、あの…え?」
スングァンさんが勢いよくドアを開けたと思ったら、次はドアを勢いよく閉められてしまった
私もメンバーもぽかんと口を開ける
「え…会いたくないってことなのかな?」
「やっぱりオンニが怒らせたんだよ!あぁ、どうしよう…絶対嫌われちゃいましたよ…スアオンニ、どうしましょう…」
「ヘリン。と、とりあえず、落ち着いて…あぁどうしよう」
「スアオンニが1番落ち着いてないじゃん!」
閉められた扉を前に慌てていると、再びドアが開いた
「すみません、お待たせしました」
「私たちに会いたくなかったわけではなかったんですね…」
「え!?そんなことないですよ!廊下で立ち話もなんですし、どうぞ中に入ってください」
スングァンさんはすごくフレンドリーな方なのか
私たちを楽屋へ招き入れた
楽屋にいる数名のメンバーさんに挨拶をして中へと入っていく
前までは存じなかったSEVENTEEN先輩も、今ではネットで調べた情報を頼りにきちんと記憶していた
楽屋を一通り見通して
そっぽ向いてるクォンスニョンの姿を確認した
「…えっと、何か用があって僕たちの楽屋へ来たんですよね?」
スングァンさんが気まずそうに聞いてきた
「…この前のことを謝ろうと思って。この前は失礼な態度を取ってすみませんでした」
私は勢いよく頭を下げる
「え〜っと、Aさんで間違いないですよね?」
「はい!イム・Aです!」
「SEVENTEENのリーダーのエスクプスと言います。はじめまして」
「はじめまして」
「こちらこそ、いくら後輩だからってホシが失礼なこと言ってすみません。気分悪くしましたよね?ほら、ホシや、お前も謝れ」
「…」
「あぁ〜大丈夫です!!クォンス…じゃなくて…ホシ先輩が言っていたこと、間違いじゃないんで!私、顔以外に取り柄がないんです!」
この気まずい空気をどうにかしようと
精一杯笑ってみせた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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タルタリ(プロフ) - hohbelover09さん» 読んで頂きありがとうございます( ; ; )更新は不定期ですが、頻度をあげれるように頑張ります!! (2022年12月11日 9時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
hohbelover09(プロフ) - めちゃめちゃ好きです…🤭これからも更新頑張ってください!! (2022年12月11日 9時) (レス) @page14 id: d0b4ef2d80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タルタリ | 作成日時:2022年11月25日 18時