最悪な出逢い ページ6
スタッフさんに挨拶を済ませて、
メンバーのみんなが帰宅の準備をはじめる
「今日のステージは満足感あるわ」
「みんな調子良かったもんね。おつかれさま」
「はぁ〜、私今日はよく眠れそうです」
「ヒジン緊張して寝れないって言ってたもんね笑」
「明日もバラエティの収録と歌番組あるから早く宿舎帰ってゆっくり休もうか」
「はい！」
スアオンニがヒジンの頭を優しく撫でると
ヒジンは元気よく返事をした
ヒジンがこんなに明るい日は珍しくて、
相当今日のステージが満足だったのだろう
そんなことをぼーっと考えていると
みんなの帰宅の準備は終わっていた
「Aオンニ何してるんですか！早く帰りましょ！」
ヘリンが私の手を引く
「あぁ〜…先に行ってて。追いつくから」
「分かりました！」
楽屋を出て行くメンバーに追いつく為に
私は急いで荷物を片付けた
やっと楽屋を出て
早足で移動車に向かっていると
曲がり角で人とぶつかり鞄の中身が地面に散らばる
「すみません」
急いで謝り顔を上げると、さっきステージ前に私の事を鋭い視線で見ていた男の人が見下ろしていた
「こっちこそすみませんでした」
「あ、いや。私が急いでたから悪いんです。怪我、ないですか？」
「ないです」
「それなら良かったです。ぶつかった相手が体幹の良い方で良かったぁ〜なんて。ははは…」
淡々と喋る吊り目の男に気まずさを感じ
空気を変えようと冗談を言ってみても
吊り上げた目を更に細めるだけだった
「あ…SEVENTEEN先輩ですよね？あの、うちのメンバーのヨルムって子が、あ…私、magnumっていうグループなんですけど、そのメンバーの子がSEVENTEEN先輩のダンスが好きで…
「別に気使わないでもいいですよ」
「え？」
「今後2度と関わらないと思うんで」
「…は？」
気を利かせて話をかけたのに
ぶっきらぼうなままの男にイラっとした
男は何も言わずに私の鞄と散らばった荷物を手渡すとスタスタと歩いて行った
なんなんだあの男は…
私はただぶつかっただけなのに
何でそんなに怒っているのか
そんなに悪い事してないのに…
「ムカつく」
これがクォンスニョンと私の最悪な出逢いだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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タルタリ(プロフ) - hohbelover09さん» 読んで頂きありがとうございます（ ; ; ）更新は不定期ですが、頻度をあげれるように頑張ります！！ (2022年12月11日 9時) (
レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
hohbelover09(プロフ) - めちゃめちゃ好きです…🤭これからも更新頑張ってください！！ (2022年12月11日 9時) (レス) @page14 id: d0b4ef2d80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タルタリ
| 作成日時：2022年11月25日 18時
