たるちファン*マイペースな密たん ページ10
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前回のあらすじ。
閉 じ 込 め ら れ ち っ た( ^ω^)
...
「うっそぉ!?」
「...うるさい」
「ああごめんなさい!密たん風邪引いてるんでしたよね...」
ゲームでいづみたんの行動を見てあれだけ扉が閉まらないよう注意しようと思っていたのに、
密たんがいるのを見て普通に飛び込んでしまった。
ゲーム通りなら次に開くのはいづみたんが来た時。
このまま放っておけば密たんは熱を出すだろう。
「ふっふっふっ、こんな時のために!タッタラー!毛布ー!」
「...うるさいってば」
「あ、ごめん。ささっ、この毛布であったまって下さいましな!」
蹲っている密たんに持ってきた毛布をかける。
それから肩からかけていた斜め掛けバックを開き、風邪薬、栄養ドリンク、アク〇リ、熱さまシートを取り出す。
薬すらなかなか飲んでくれなかったので無理矢理口に突っ込み、おでこには熱さまシートを貼った。
すると少ししてから薬が効いてきたのか、いつものようにスヤスヤと寝始めた。
「...いづみたんが来るまで私も寝ようかな」
今の時期は真冬、さすがにそのまま寝るのは極寒にも程がある(おそらく凍死する)ので、密たんの横に寝転がり、かけた毛布の中に転がり込んだ。
(いづみたんが早く来ますように___)
____________
「...来ない」
寝不足も改善するくらいぐっすり爆睡して目を覚ますと、倉庫の中には日が差していた。
もう朝だというのに、誰かが来る気配は一切ない。
なんでだ。
「...あれ、そういやいづみたんがこの部屋見つけるのって夜公演の2時間前だっけ。
え、じゃあ夜までこのまま!?私昨日も部屋に缶詰めで一切ご飯食べてないのに!!」
「...ん」
「あ、密たんおはようございます!
具合どうですか?」
「...マシュマロ」
「あ、大丈夫ですね。分かりました」←
一応額に手を当てて熱を測る。
平熱まで下がっているみたいだし、どうやらもう大丈夫そうだ。
「...なんでここにいるって分かったの?」
「ゲームで見たからです。夜にはここから出られますよ」
「...マシュマロ」
「すみません...マシュマロは持ってくるの忘れ」
「すぅ...」
「...」
この後無事に脱出できました(後日談)
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鏡花(プロフ) - うりうりさん» ありがとうございます!引退してしまいましたが、終わってからも喜んでいただけて嬉しいです(*^_^*) (2019年9月22日 20時) (レス) id: bbd53d4168 (このIDを非表示/違反報告)
うりうり(プロフ) - いぃ……良すぎる………はぁ………好き…() (2019年8月25日 17時) (レス) id: 11d35ae2ce (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - ゆのる(*ゝω・*)さん» コメありがとうございます!!私独自の解釈でたるちを捏造しましたが、喜んでもらえて良かったです(*^_^*)ひとまず番外編を書き終えられるように頑張ります! (2018年4月7日 15時) (レス) id: bbd53d4168 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのる(*ゝω・*)(プロフ) - え、もう好きすぎて死にそうです。たるちの萌えポイント多すぎて目からお味噌汁出ました....次も頑張ってください(泣) (2018年4月4日 17時) (レス) id: 2a2494b873 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます!こんな作品でも好きになってもらえて嬉しいです!ヾ(*´∀`*)ノこの先また機会があれば新しく作品を作ってみます。応援ありがとうございました! (2018年3月28日 23時) (レス) id: bbd53d4168 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡花 | 作成日時:2018年2月26日 0時