たるちファン*家族のような ページ45
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今私達がいるのは至の部屋。
ここではただひたすらにゲームを進めるコントローラの音とBGMが流れ、お互いが話さないせいで人の声は一切なかった。
一つ気になることがあると言えば、
なんで私が正座で座ってるのに至はだらけた体勢でゲームしてるのかってことだけだよね。
私だってゲームしたいわクソゲーマー!!
「クソゲーマーはお前もだろ廃人」
「エスパーかよ」
「全部声に出てた」
「」
「で、本題にはいんだけど」
「ハイ、ナンデショウ」
「お前がよく分からない嘘ついた挙げ句言い逃げしたせいで俺さっきものすごい大変だったんだけど」
「申し訳ありませんでしたっっ!!」
いやもうこれは言い訳しようが…あるけどこれ以上訳の分からないこと言ったらさすがにブチギレられるわな。
ここは潔く謝るに限るよね。
レッツ!ジャパニーズ土下座(((
「ちなみにあのめっちゃ可愛ええ子はやっぱり至くんの彼女様ですか」
「至くんの彼女様です」
「あの後やっぱり嫉妬とか私との関係質問攻めにとかされたんですか」
「されましたねーお前絶対ゲームでボコす」
「ひどいよ至氏!私ちゃんと謝ったのにっっ!!」
そう言いながら、聞く耳を持たず自分の一番得意なゲームをセットし私にコントローラを投げる至氏。
私、近々死亡のお知らせ((
「...でもさぁ至、彼女がいるなら、しばらくはあんまり一緒にゲームもしない方がいいんじゃないのかなぁ」
「は?なんで??」
「だってぇ、こんなにプリチィでイケイケな幼馴染が近くにいたらぁ、彼女不安になっちゃうでしょ?☆((キャピッ」
「キモ、女子力皆無の干物な幼馴染の間違いだろ」
「ド直球っっ!!今の冗談だからそんなドン引きしないで!!?
.....というか冗談抜きに異性の幼馴染がいたらそれがどんな奴だとしても不安になるでしょ??」
「でもお前幼馴染っていうよりもう家族みたいなもんじゃん??それでも不安になるもんなの??」
これは喜ぶべきか傷つくべきかどっちなんだ??
それだけ近い存在だと思ってくれてるけど眼中にないってことだよね、なんか複雑だわ。
「だって私の方が彼女より至のこと知ってるでしょ。だからダメなの」
「んー...最低限以上会わなきゃいいんだよね。ならチャットしながら共闘しよ」
「え」
「顔合わせないしいいでしょ?」
「それ変わ」
「いいよね」
「ハイ」
...もうなんでもいいわ。頑張れ至。
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鏡花(プロフ) - ミーさん» コメありがとうございます!飽きないような話が書けるよう頑張りますね!(*´∀`) (2017年9月6日 19時) (レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 面白いです笑笑更新楽しみにしてます (2017年9月6日 2時) (レス) id: 9cb245a304 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - ありがとうごさいます!!色々なたるちの美味しい一面をどんどん出して行くつもりですっ!(≧∇≦*)この先未来の原作で謎になっていた部分を妄想で好き勝手書いていくと思いますが最後まで宜しくお願いしますっ!!(*´∀`) (2017年8月27日 21時) (レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっと♭(プロフ) - やばいです。神作に出会えたという幸せで…(( 更新頑張ってください!応援してます!!本当もうたるち可愛すぎてやばいです!! (2017年8月27日 18時) (レス) id: 5ed1348290 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - すしさん» ありがとうございます!そう言ってもらえるとスゴく嬉しいですっ!(*゚▽゚*)毎日更新して、面白い話を書けるように頑張ります♪(≧∇≦*) (2017年8月19日 23時) (レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡花 | 作成日時:2017年8月3日 19時