【A3!】たるちファンな私は転生して役得ポジにつきました｡【茅ヶ崎至】

たるちファン＊アリスへのカウンター攻撃 ページ41

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｢はっはっはっ､君たち､いきなり人の髪を食べるなんて礼儀がなってないんじゃないかい｣


｢いや､うさぎに礼義の話をしたって意味無いだろ｣


｢大体さっき看板に"うさぎはなんでも食べます｡噛まれないように気をつけてね"って書いてたし､お前の不注意じゃね??｣

｢私の味方はいないのかねっ!!?｣




すぐ後ろでワチャワチャと戯れている彼は､髪型と声､話し方などすべてにおいて､確かにアリスだった｡

ヤバいめっちゃ気になるわ｡
ちょー話しかけたいわ｡

うずうずしながら少しだけちらりと後ろを向くと______






___アリスと一瞬､目が合った気がした｡


気のせいだよね､ドスドスと後ろから近づいてくる音が聞こえるけど実に気のせいだと思いたい｡



｢そこの君!!君は私の味方だねっ!!｣

｢はいっ!?(一体何の話なんだいブラザー!!!??)｣

｢見たまえっ､この子は私の味方のようだ!｣


｢いや､今の反応絶対何も聞いてなかっただろ｡
たまたまお前と目が合っただけだろ｣

｢むむっ??そうなのかね??｣

｢え､あ､はい｡まぁ...｣



絡みがいきなり過ぎるんだよ!!
味方って何の話だよ衝撃でしかないよっ!!(聞き流してた)

いや､話したいって言ったけどね??この絡みはあまりにもよく分からなさすぎるわ!!



｢Aちゃん??この人たち誰??｣

｢たった今､友となった有栖川誉だ｡よろしく頼むよ｡それでは友となった祝いに､一つ詩をプレゼントしよーうっ!｣

((また始まった...))

(嬉しいけどいつ友達になったんだろ...)

｢Aちゃんこの人絶対不審者だよっ!学校で変な人には話しかけちゃダメって言われたでしょ??逃げよっ!!｣

｢ぶふぉっ｣



百合ちゃん､気持ちは分かるけど違うんだ...((ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

彼は確かにいつでもどこでも詩を読む変わった人間かもしれないけど､ちゃんといい人だからっ!!(語彙力)



アリスの友達は完全にツボにはまって笑い転げてるし､アリス自体は誤解を解こうとより自信作の詩を百合ちゃんに披露し､さらに百合ちゃんにドン引かれている｡


最後にはなんとか私が百合ちゃんの誤解を解き､何故かそこにいたメンバーで観光することになったのだった(((





(ただいまー!至この録音聞いてー!)

(『葉に隠れて踊るフェアリ〜､陽光はラグジュアリ〜､私の心はエクスタシ〜』)

(意味わかんないんだけど｡そんなことよりゲームしよ)

(())

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