【A3!】たるちファンな私は転生して役得ポジにつきました｡【茅ヶ崎至】

たるちファン＊とりあえず言いたいのは ページ36

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｢え､ほ､本物なの!?あれ､じゃあ今の下手な演技見られたってこと!!?うわぁ恥ずかしい...｣


(ああいづみたん可愛いいづみたん可愛いいづみたん可愛(()




完全に正体が分かってしまったいづみたんは自分の演技を見られたことに照れ始めてしまった可愛い((


ひとしきり照れたあと､こちらを向いてかしこまった様子で振り向き見つめてきた｡

あ､可愛い(語彙力)




｢あの!2人にお願いがあるんですけど!!｣

｢なぁに??｣

｢あの...よければ､握手してもらえませんか!?私も演劇やってるんですけど､なんかパワーがもらえる気がしてっ!!｣

｢いいですよっ!!優くんもいいよね??｣

｢う､うん､別にいいけど...(なんかキャラ急に変わった??)｣

｢やったー!!｣




満面の笑みで差し出してくるいづみたんの手をにぎにぎする｡


どさくさに紛れてちょっと匂いを嗅いだ｡

あ､いい匂い((




｢今日の舞台もすごい良かったです!!これからも応援してますね!!｣

｢ありがとうございます!!私もあなたの事応援してますね♡それじゃあまた!!｣




言葉を交わしいづみたんが見えなくなるまで手をふり見送る｡


時折こちらを振り返り手を振ってくれるいづみたん､ああクソかわ(((




｢Aってさっきの人と知り合いなの??｣

｢え??違うけどなんで??｣

｢随分懐いてるように見えたから｡それに"また"って言ってたし｣


｢いやぁ､いづみたんとは初対面だよ??やっぱ生っていいよねぇー｣

｢へぇ､そうなんだ(なんで名前を知ってるのかは危ない香りがするから聞かないでおこう)｣


｢なんか誰かにディスられた気がする｣

｢気のせいじゃないかな｣



そろそろ至の所に行こうという話になった時､いきなり後ろから小突かれた｡

優くんは目の前で苦笑いしているので犯人ではない｡
つまり...


｢おっそいんだけど｡いつまで待たせる気だよ｣

｢いっだいなぁ､今ゴスッて言ったよ頭が｣

｢自業自得だわ｣

｢まぁまぁ､穏便にいこうよ｡茅ヶ崎くん待たせてごめんね｣

｢さすが仏系男子｡心が穏やかだねー｣

｢やかましい｣

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