【A3!】たるちファンな私は転生して役得ポジにつきました｡【茅ヶ崎至】

たるちファン＊大人の鬼ごっこ ページ18

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｢ところでシトロン｡ずっと気になってたんだけど､そのハチャメチャな日本語は一体誰から教わったの??｣


｢ワタシのマミーダヨ!!マミーは日本大好きネ!
マミーはいつもワタシにニポン語教えてくれるヨ｡

ちなみにマミーはAのマミーにオソワタらしいネ｣


｢マミーが!?

...あ､だから外交官として駆り出されたのか｡
マミー達が仲いいから｣


｢A､ワタシの口調移ってるネ｣


街を散策しながら話していると､急にシトロンは一点を見つめ険しい顔つきになった｡

...実に嫌な予感がする｡



｢...A｣

｢...なんでございましょう｣

｢逃げるネ｣

｢は??ってうわぁ!!!｣



私達が走り出した瞬間､後ろの遠くから屈強な男達が走り追いかけてきた｡

なかには銃を持っている者もいる｡



｢うっはぁー､まるでゲームの世界じゃん｡あ､ある意味ゲームの世界だわ｣

｢何の話ネ??とにかく王宮へ戻るヨ!!｣

｢りょうかいいいいい!!!!｣

｢安心するネ｡ちょっと武器を持ったオジサンと鬼ごっこするだけヨ｣

｢何も安心できないいいいいっっっ!!!｣



シトロンはよくコッソリ街へやって来るのか､街のいたる所の抜け道や通路を知っていて､なんとか怪我もせず無事に宮殿へ戻ることができた｡



｢...あー､あんな命懸けの鬼ごっこ初めてしたわ｣

｢大丈夫ネ｡この先一般ピーポーのAが襲われることはマズないヨ｣



...生まれ変わったの王族じゃなくてよかったわ｡

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