【A3!】たるちファンな私は転生して役得ポジにつきました｡【茅ヶ崎至】

たるちファン＊ことは本当に突然で ページ1

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｢ふんぬふ〜ん♪｣




上機嫌に鼻歌を歌う私､茅野A17歳｡

機嫌がいいあまり踊りながら(踊れないけど)帰っているため､周りから完全に不審者を見る目で見られているが気にしない｡

なぜ私がこんなに今上機嫌かというと...



｢初の魔法のカード､ゲットだぜっ!!｣


人生で初めて課金しました(ドヤ顔)←
しかもバイトで稼いだ6万円という高校生にとってはなかなかの大金｡


｢これで帰ってからたるちに貢げるむっふっふふふ((｣





｢きゃあああ!!不審者!!｣

｢ちょっまっ私不審者じゃありま｣


女の人の叫び声で弁解しようと振り向いた私は､次の瞬間には体に金属の何かがめり込んでいた｡

体の力が抜けてその場に倒れ込む｡

私を刺してすぐ犯人はどこかへにげたようだ｡
その場にいるのは私と叫んだ女の人だけ｡


もう息も荒くなり目がぼやけ始めた｡



｢ああ...どうせ､なら...たるちに貢ぎたい人生だっ､た...｣


母さんに聞かれたらきっと呆れて殴られそうな言葉を残し､私は意識を手放した｡





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



ふわふわとした感覚､


暖かい感覚に目が覚める｡



(...ん?あれ､私生きてんの??)


真っ暗で暖かい､でも窮屈な見知らぬ場所で私は生きているようだった｡
ここどこだよ｡



...考えたらダメだ｡
とりあえずもう一回寝よ(マイペース)

そう思った途端に寝転んでいた場所が急に萎んでくる｡

(え､なにごとちょっと苦しいんだけどっ!!ぎぶぎぶぎぶっ)


苦しみながら脱出し､次の瞬間に見えたのは___


｢はじめましてっ､私の可愛い赤ちゃん...｣


私の目を見て微笑む､若めの女性だった｡



...わっちゅあねーむ??

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