過去(goodタイミング) ページ13
彩目線
清水くんと一緒に帰ってたくさん話が出来た。
例えば清水くんには妹が2人居て毎日がうるさいっ!とか。
勉強はまぁまぁ。
でも強いのは社会の歴史とか。
楽しかった。
もちろん。断ろうと思ってるからそのタイミングを見計らってた。
でも…。
彩「あのね…。」
断ろうとすると清水くんは話を変えるの。
清「立花さんはさ。どの歴史人物が好き?」
とか言って。
私もその質問や話に乗っちゃって。
うぅ。goodタイミングっていつ…?
私が迷っていると清水くんが困った顔をした。
あっ。
気にしてくれてるのかな。
それとも迷惑なのかな。
話してる途中なのに…。
清「ねぇ。塾で一緒にいた男の子とは帰らなくてよかったの?」
えっ。
ああ。皆のことか。
えっーと。
清水くんの告白を断る為に、かな。
でもそんな事面と向かって言えない…。
どうしよ。
そう思ったので私は黙って俯いていた。
すると清水くんが近寄って来て私の顎を持ち上げてこう言ったの。
清「ちゃんとこっちを見てよ。俺の目を見て質問に答えてね。俺と本当に付き合いたいの?」
『ごめんなさい。やっぱり清水くんとは付き合う事が出来ないの。』
それは私がずっと言おうとしていた言葉だった。
でもいざとなると言えなくて。
清水くんに至近距離で見つめられてる事が恥ずかしくて。
何も言えない。
しばらくすると黙っている私から少し、離れてくれた。
顎から手も。
ほっ。
まだ頬が赤いかも。
その時、清水くんがつぶやいている事を私は知らなかった。
清「やっぱり俺じゃ駄目なのか。立花さんには彼ら、いや彼が必要なんだな。」ってね。
25人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
加奈 - 黒木君もそこそこイケてるよね? (2020年1月20日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
みちゃ - この状況想像したらめっちゃキュンキュンしました (2017年6月3日 17時) (レス) id: fd0cbb8850 (このIDを非表示/違反報告)
Yuwa☆(プロフ) - アーヤさん» こちらこそ、リクエストありがとうございました!! (2016年1月11日 0時) (レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)
アーヤ(プロフ) - Yuwa☆さん» いぇいぇ、本当にありがとうございました((((*゜▽゜*))))嬉しいです(笑)清水くん、めちゃかっこいいぃですね★☆(*´з`*)☆★ (2016年1月9日 18時) (レス) id: 10585a8259 (このIDを非表示/違反報告)
Yuwa☆(プロフ) - アーヤさん、この小説の漫画リクが消化出来たのでご報告いたします。遅くなってごめんなさい!!m(__)m (2016年1月9日 1時) (レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アーヤ | 作成日時:2015年4月2日 0時