40ROUND ページ9
次の日。合宿最終日。
木「やっぱり俺最強ーーッヘイヘイヘーーイ！！」
最後の試合が終わり、
木兎の声が体育館に響く。
菅「やっぱ、梟谷強いな。４番が強いのは当たり前だけど、セッターも。"赤葦"だっけ？」
あ「す、すぎょいね！！」
菅「ぎょ？…魚？」
スガの口から"赤葦"くんの名前が出るとは
思わなかった。
菅「…。」
澤「ラスト、ペナルティー。」
大地が部員に声をかける。
あ「頑張って！！」
スガがいなくなると同時にため息をつく。
なんかモヤモヤする…。
清「A。バーベキューの準備と体育館に残るのどっちがいい？」
あ「えっとー…」
バーベキューの予定時刻にはまだ時間がある。
…ってことは、みんなまだ練習するよね？
今は赤葦くんに会うの気まずいし…
あ「バーベキュー！」
清「分かった。じゃあよろしくね？」
あ「おっけー！」
バーベキューの準備にしよう。
…
そして、お待ちかねのバーベキューの時間。
大「これだけ人数いると、準備も大変。」
白「私も食べたい。」
あ「本当大変だよねー。」
マネージャーは固まって会話。
清「あれ？仁花ちゃんは？」
あ「…いないね？ちょっと見てこようかな？」
私はマネージャーの輪から離れ、
みんなの方へ向かう。
お肉の良い匂い…。
あ「…。」
いや、仁花ちゃんを探しに来たんだ。
場所は広くない。
だけど、ただでさえ身長が低い私の視界からは
人の上半身で仁花ちゃんの姿が見えない。
ジュゥ…
お肉の焼ける音。
あ「…。ちょっといいよね？」
私は誘惑に負け、(仁花ちゃんを探しつつ)
お肉を食べることに決めた。
木「お！成ーー！！」
この声は。
振り返ると木兎が手を振っている。
あ「…。」
気付かないふりをしよう。
だってお肉食べたいから。
さて、お肉、お肉。
ガシッ
あ「？」
突然肩を掴まれる。
あ「もう、なに木兎？…！？」
黒「やっぱり、さっきの木兎の声"聞こえないふり"してたんだ。」
振り返るとクロのニヤニヤ顔。
あ「いや…そんなことはないけどさ？…。」
いや、そんなことあるんだけど。
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仁菜(プロフ) - 茉莉さん» 両方ありがとうございます！！がんばります(^O^) (2016年5月12日 22時) (
レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - 菅原さんの方も見ました。どちらもすごく面白かったです!これからも、頑張って下さい。 (2016年5月12日 5時) (レス) id: b88fb0edaf (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - utikomaさん» コメありがとうございます！！すごい嬉しいです！！！ (2016年4月20日 22時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - うたさん» ありがとうございます(;-;) (2016年4月20日 22時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
utikoma(プロフ) - お疲れ様でした。この作品を読んで、ぐぐっと赤葦ファンになりました。２ルートのハッピーエンド、どちらも良かったです。ありがとうございました♪ヽ(´▽｀)/ (2016年4月20日 22時) (レス) id: 61db9ad252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁菜 | 作成日時：2016年4月3日 23時
