45ROUND ページ14
２日目。
とりあえず、モヤモヤが気持ち悪い。
澤「バスが出発するまでの時間、自主練！」
大地が声をかけると、
それぞれ移動し始める。
あ「…。」
私どうしよう。
こっちは潔子いるしな…。
ガシッ
あ「！？」
黒「今ビックリした？」
振り返るとニヤニヤ顔のクロ。
あ「ビックリしてないしー。」
黒「したでしょ。」
本当にクロは、人からかうの好きだな。
あ「してないし。」
黒「成ちゃんはこっちね？」
からかっといて、無視するのね。
そして肩を掴まれたまま移動させられる。
あ「…。」
予想はしていたけど。
木「成ー！！！！」
灰「あ、成さん！」
いつもの、メンバーか。
…赤葦くんがいる。
灰「成さん！身長伸びました？」
１番に声をかけてきたのはリエーフ。
あ「…。伸びてないよ。」
灰「へぇー！俺は伸びました！！！…、…痛！！」
リエーフの腹に一発。
"伸びた"ってこと言いたいだけか！
木「成ー！」
今度は木兎が話しかけてくる。
黒「はい。こっちー。」
しかし、木兎の言葉は遮られ
クロに誘導されている。
灰「え、今日は俺 特訓無しですか！？」
黒「いや、お前もこっち。」
灰「えー…！…はい。」
クロは嫌がるリエーフを視線だけで黙らせる。
おぉ怖い。
あ「…？」
じゃなくてどういう状況だろう。
結局体育館に残されたのは
私と赤葦くん。
あ「…えっとー。」
赤葦くんとまともに顔合わせるの
久しぶりだな。
…何話したらいいんだろう。
というより、クロ何がしたいんだろう。
人のこと呼んどいて放置。
赤「今日もよく声が出てましたね。こっちまで聞こえました。」
赤葦くんは少し微笑む。
カチッ…
あ「！」
私の中で何かがハマる。
赤「木兎さんがAさんの声が聞こえるってずっと言ってましたよ。」
あ「そんなに声大きかった！？」
赤葦くんは笑顔で"はい"と言う。
赤「あと、会いたかったって言ってました。」
木兎に"会いたかった"って言われても
嬉しくないし。
赤「木兎さんが１番会いたがってましたから。」
あ「そうなんだー。」
木兎のことは正直耳に入ってこない。
理由は、心臓の鼓動が速まっているから。
何だろうこの感覚。
そんなことを考えていると、
赤「すみません。」
赤葦くんが突然謝る。
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仁菜(プロフ) - 茉莉さん» 両方ありがとうございます！！がんばります(^O^) (2016年5月12日 22時) (
レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - 菅原さんの方も見ました。どちらもすごく面白かったです!これからも、頑張って下さい。 (2016年5月12日 5時) (レス) id: b88fb0edaf (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - utikomaさん» コメありがとうございます！！すごい嬉しいです！！！ (2016年4月20日 22時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - うたさん» ありがとうございます(;-;) (2016年4月20日 22時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
utikoma(プロフ) - お疲れ様でした。この作品を読んで、ぐぐっと赤葦ファンになりました。２ルートのハッピーエンド、どちらも良かったです。ありがとうございました♪ヽ(´▽｀)/ (2016年4月20日 22時) (レス) id: 61db9ad252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁菜 | 作成日時：2016年4月3日 23時
