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ダークグレーの空を見上げる。
また同じ季節がやって来た。
君のいなくなった世界は
どんな景色も心に響かず
掠めては、ただ消えていくばかりだ。
舞い散る、この雪のように。
*
「ねぇ、アレどうするか決めた？」
JJ「アレ？…なんだっけ」
サエラががっくりと肩を落として
大きなため息を漏らした。
「もー何回言えばいいの！１００日記念の
旅行の行き先！！自分で決めるって言ったのジェジュンでしょ！！」
腕をベチン！と叩かれた。
JJ「あっ、ゴメン…」
すっかり忘れてた。
JJ「あとで考えておくよ」
「あとで、じゃなくて今考えてよ！！
ほら、パンフレットとかももらってきたから見て！！」
バッグからパンフレットを取り出して
俺の膝の上に、乱暴にひろげた。
JJ「あぁ、そうだな…えっと」
宿舎に遊びに来ているサエラ。
ここに来たのは２回目だ。
メンバーは皆出かけている。
ユノとユチョンは個人の仕事、
チャンミンとジュンスは休みで韓国へ帰っている。
〜♪
っ！！！！
パンフレットを投げ出し
飛びつくようにスマホを取った。
…なんだ、マネからの電話か。
がっかりしながら画面をタッチする。
JJ「もしもし。…はい、わかりました。…はい、
１７時までには出る準備しておきます」
電話を切って
ベッドにポンと投げ出した。
…何やってんだろな。
来るわけないのに、
何処かで期待してる君からの着信。
さようなら、と言ったくせに。
さようなら、と言われたくせに。
まだ、君を求めているなんて。
俺の心と体は、
どうしようもなくちぐはぐだ。
「やっぱ…いるんだね」
サエラがパンフレットの端を
ギュッと握りしめて、そう呟いた。
JJ「…なにが？」
「あたし以外に…好きな人いるんでしょ」
その言葉に
心臓がドクンと飛び跳ねた。
JJ「なんで…」
「誰かからの電話待ってるんでしょ？」
JJ「…べつに、待ってない」
「ごまかさないで。あたし…知ってるんだからね…！」
そう言って立ち上がったサエラ。
部屋をずんずん歩いて、ドレッサーの前に行くと
一番上の引き出しを開けた。
JJ「おいっ！なにしてん…っ」
「これ！！！」
サエラがエメラルドグリーンの小箱を手に、突き出した。
JJ「っ！！！」
「これは…誰へのプレゼントなの？」
それは
Aにあげた、星のイヤリングだった。
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みづき(プロフ) - みりあさん» こんにちは！こちらこそ待っていてくれてありがとうございます♪フィナーレまでもう少しですので、どうぞ最後までお付き合いよろしくお願いいたします^^ (2015年9月13日 17時) (
レス) id: c2fb010f56 (このIDを非表示/違反報告)
みりあ(プロフ) - こんにちは。待ってました！更新ありがとうございます。 (2015年9月8日 0時) (レス) id: 46eb247a95 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - alexisさん» お返事おそくなりすみません（泣）お久しぶりです〜季節も変わりすっかり秋らしくなってきましたよね！今度は風邪に気をつけなければですね（TT）じぇじゅ様ようやく動き出しました！二人が会えるまでもう少し！！ (2015年9月6日 18時) (レス) id: c2fb010f56 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - 茅乃さん» お返事おそくなりスミマセン！迎えに行くまでどれだけ遠回りしてんだ、って感じですよね（笑）けどようやっと、動き出しました〜^^あとは迷わずにたどり着けるかどうか…←え (2015年9月6日 18時) (レス) id: c2fb010f56 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - みみさん» お返事遅くなってスミマセン！なんとかJJside終了しました！！ユチョンは最後の最後までいい仕事してくれました〜^^ふふふ (2015年9月6日 18時) (レス) id: c2fb010f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みづき
| 作成日時：2015年4月12日 18時
