Goodbye my friend＊JJ＊【２】

ストーカー？ ページ31

A「ごめんねジェジュン、巻き込んじゃって。
アイツの暴言の数々も…ほんとごめん」

地下鉄駅までの道のりを
ジェジュンと肩を並べて歩く。

この時間、すれ違う人たちは
飲み会帰りの人
仕事帰りの人
デートしてるカップル
皆、自分の事で精一杯で
近くに有名人が歩いてるなんて
全然気づいてないみたいだ。


JJ「オレは平気。てか、Aが謝ることじゃないし」

A「でも…」

JJ「勝手にオレが入っていっただけだし」

A「て言うか、どうしてあんなところにいたの？
近くで仕事とか？」

JJ「あーそれは…」


ちょっとバツが悪そうに頭を掻いた。


JJ「ユチョンが言ってたんだ、今日Aが会社の飲み会だって。
それで…ほら前に2人で飲んだ時話してたじゃん？
会社の飲み会ん時はたいていあそこの大衆居酒屋だ、って。
だから、もしかしたら近く行ったら会えるんじゃないかって思った。」

A「え、それって…」

JJ「あっはっはっ！こうやって話してたらオレ、ストーカーみたいじゃん！？
気持ち悪っ！！」


A「いや、気持ち悪いなんてことはないけど…！」


むしろそのおかげで元彼から離れることができたんだから。


JJ「そう？Aはやさしーなぁ。やっぱり」


はぁーっと大きく息を吐き出して
空を見上げたジェジュン。



JJ「…ゴメンね。ユチョンにはAに会うなって止められてたのに。
どうしても一目会いたかった。

遠くからでもいいから」

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