Goodbye my friend＊JJ＊【２】

絶対変わらない関係 ページ3

ユイ「あーーっ！！こんなとこにいたーーーー！！」


突然

キッチンにユイの声が響いて
肩がビクっと上がった。


ユイ「もージェジュン探してたんだから！
なにこんなとこでサボってんのよーー！」


ユイが怒った表情で
こちらへと向かってきた。


JJ「ユイどしたの？」

ユイ「どしたの？じゃないわよ！
バーベキュー準備！男手足りないから外出て！！」

JJ「あっ、そうなんだ。ごめん。
この野菜切ったら急いで行くよ」


ジェジュンがにんじんを手にすると


ユイ「野菜切ったらじゃなくていーまーすーぐ！」

JJ「でも……」

ユイ「A、一人で大丈夫だよね？
もし厳しかったらソヨンちゃん呼んでくるけど」

A「ん、一人で大丈夫」

ユイ「オッケ。したらジェジュン借りてくね」

JJ「え！まって、ちょっと……」



まだ何か言いたそうなジェジュンの背中を
ユイがぐいぐいと押してキッチンから出ていった。





はぁ〜〜〜〜〜っ……

疲れた…。



思わずその場にへたり込んだ。



――オレの勘違い、かもしれないけど……





その後、何を言うつもりだったんだろう。

ジェジュンは…
やっぱり私の気持ちに気づいてる？


でも。

もし気づいていたとして、
それを私に確認してどうするっていうんだろう。

私達の関係は何も変わらないのに。


それとも……


一瞬。

悪魔のような妄想が過ったけど
頭を振って、遮った。

そんなこと考えちゃいけない。



ジェジュンはユイの恋人で。
ジェジュンは私の友達。


それは

絶対変わらない関係、なんだから。

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