今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:7,098 hit
小|中|大
7 ページ3
『え、?あぁ、いや、』
これで何もない、って言われたらもう誕生日を忘れられてるんだ、ってことにしよう、とかなんとか思って北斗くんの言葉を待つ。
『…朝、は、ごめん、』
まさか謝罪から入られるとは思わなかった。
『なんか、俺の勘違いで待たせちゃったし、あと、』
『お誕生日…おめでとう』
顔は真っ赤、にはなっていないけど、恥ずかしいって感情がびんびん伝わってくる。
「、あ、ありがとう…?」
わたしまで緊張してきた。
『あ、っ、これ、』
そう言って手を伸ばしたのはYシャツの左胸のポケット。
プレゼント、そこに入るの…?
って言うのが最初の印象。
どんなに小物でもそれ用の袋ってあったりするじゃん…?
『、これ、開けてみて』
白くて小さい、正方形の、箱。
お店の名前と思われるアルファベット5文字が並んでいるけど
残念ながらわたしは存じ上げないお店だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
86人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆぅり。 | 作成日時:2022年6月19日 13時