�� ページ23
顕「うん、」
サ「ちょっと待ってね」
顕「手伝う」
サ「え？(笑)」
いいからそこでゲームしてな？と笑うサクラは「もう〜どうしたの今日は」と可笑しそうに笑いながらキッチンに向かい、「あ、まだあった。ラッキー」と冷凍してたご飯を出した。俺のことも考えてか2、3日分の食事を一気に作り置きするサクラはもうそこらの主婦と同じくらい料理が上手なのかもしれない。
サクラが料理してる間も後ろに引っ付きに行く俺に「もう〜」と言いながらも許してくれる。そんなサクラが大好きだ。俺はもうサクラが居ないと生きていけないのかもしれないな・・・と、そんなことを考えながら彼女の肩に顎を置く。イイ匂いの髪の毛。
サ「私のこと、大好きだなぁ」
顕「当たり前でしょ」
サ「の割にはあんまり言わないよね」
顕「・・・、」
サ「ふふ」
はい、出来たから食べよう？と首を傾げたサクラを追いかけ一緒に手を合わせてご飯を食べる。
サ「この前エリカの家に行ったらまたペット増えてた」
顕「萩ちゃんの鳥でしょ？」
サ「そう、実家からシオンちゃんも連れてきたのに今度はインコだって」
顕「シェアハウスではあんまり動物と触れ合ってなかったからね」
サ「エリカがそのうち動物園になるんじゃないか？って笑ってた」
顕「そこで笑えるのがエリちゃんだな」
サ「同じくらい動物好きだからだと思うけど」
そうだよなぁと思いながら頷くと「うちも一応ペット可だけど・・・考える？」と首を傾げるサクラ。
顕「動物飼ったことあんの？」
サ「秋田には大型犬が居たんだ。その子供達のお世話は出来たかな」
顕「ふーん」
サ「でも、猫飼うのもイイかも？」
顕「ネコ・・・」
ボソッと俺動物が懐かないからなぁ、と口にするとサクラはクスッと笑って「確かに」と目を開いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 421人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるか(プロフ) - 私も名前がカで終わるのでみゅうさんもジンクス成立させてる〜！ってテンション上がりました（笑） (2021年1月26日 13時) (
レス) id: d49b246820 (このIDを非表示/違反報告)
ミツバチ(プロフ) - このお話すごく面白かったです。続き楽しみにしてます。 (2018年1月2日 22時) (レス) id: 6b273881a1 (このIDを非表示/違反報告)
かす - 実際に存在する人物ですのでオリジナルフラグは外しましょう (2017年11月25日 10時) (レス) id: 9ccde8fea0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛美
| 作成日時：2017年11月24日 21時
