youth 4 ページ4
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ジェ「Aおはよ、今日慎太郎と別々に来たの？」
「...うん」
教室に入ってすぐ、ジェシーに話しかけられる。
先に来ているはずの慎太郎の姿はなかった。
「慎太郎来てないの？」
ジェ「さっき荷物置いてどっか行ったよ」
「そっか」
って私、慎太郎のことばっか気にして馬鹿みたい。
慎太郎が勝手に怒ってるだけなのに。
樹放課後、クレープ食べに行かね?
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「ん〜、おいしかった〜！」
樹「でしょ？ここ、新しくできたんだってさ」
「連れてきてくれてありがとうございます！」
樹「俺も初めて来たけど、喜んでもらえてよかった」
田中先輩と、放課後デートをしている私。
美味しいクレープに、かっこいい先輩。幸せだなあ。
？「樹？」
樹「おぉ、瑠々」
瑠々「なに、放課後デート？」
樹「まあね、いいっしょ」
急に話しかけられたから何かと思えば、うちの制服を着た女の人が立っていた。
あ、この人見たことある。綺麗だって、うちの学年でも有名な先輩。
瑠々「へえ〜、そうなんだ」
樹「あ、ごめんちょっと電話出てくる」
田中先輩が席を外して、女の先輩と2人きり。
...いやいや、気まずいって、面識ないし。
田中先輩早く戻ってきてよ。
瑠々「樹と付き合い始めたんだってね」
「あ、はい、」
瑠々「自分だけが特別とでも思ってる？」
「...え？」
田中先輩がいる時と全然態度違うじゃん、何この人。
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作者名：姫野
| 作成日時：2022年9月3日 22時
