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「なに？こんなにくっついてることでドンヒョクに悪いことでもあるの？？」
「は？いや、おかしいだろ普通に考えて」
「普通とかそういう問題じゃないし、
俺たちがどんな関係性でいたってドンヒョクには関係ないでしょ」
なんだか今日のジェノはドンヒョクに対して攻撃的だ
「あ〜、ジェノ...もうすぐ仕事も始まるし、それくらいにして」
「第一さ、お前はどうしてそんなにAに執着してるの？」
「」
「忘れてないとは思うけど、ドンヒョクはAを振っていて、
俺はAがすき。」
「それなら俺がAにどれだけアピールしててもドンヒョクにとやかく言われる筋合いないと思う」
ジェノがそう発言する間、ドンヒョクはずっと黙っていた。
「ハァ、そう言う曖昧な態度がAのこと傷つけてんの...。
いい加減分かりなよ。」
「っ....！」
「ちょっとジェノ、言い過ぎだよ。私のこと考えてくれてるのはよくわかったから！とりあえず落ち着こう....。」
「ごめん言い過ぎた、
でも俺お前のそう言う態度、許せないから」
そうドンヒョクに向かって言うジェノの顔は真剣だった。
「A」
その時、突然ドンヒョクから名前を呼ばれた。
するとドンヒョクは私が座っているデスクチェアの前にしゃがみ込み、上目遣いで言った。
「俺は、邪魔ですか？」
「俺は、Aにとって邪魔な存在？」
「ドンヒョク.....。」
「俺、なんか自分のことわかんなくて、
ごめん、お前のこと傷つけてるよな...。」
「ドンヒョク...
私はいいから、ジェノと仲直りして」
「へ？」
「一緒に花火大会行くんでしょ？それなのに2人が仲違いしてたら、せっかくの思い出が台無しになっちゃうよ。
喧嘩の理由もなんかよくわからないけど、お互いの気持ちはしっかり話し合おう？」
「わかった...ありがとうA」
「ジェノ」
「これからは俺、しっかりするから、
俺と友達でいて...欲しい。」
「うん、俺も悪かったよ、
お前とは友達でいたい」
2人はなんだかぎこちない様子で握手を交わしていた。
それでも2人の顔には笑顔が浮かんでいたので万事解決...だろうか？
続く (更新停止中)
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作者名：まゆ太 | 作成日時：2022年2月19日 22時
