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『中島さん?』


『何?』



『中島さんって格好良いしモテますよね?』


『まぁ…ルックスに関しては両親に感謝だよね?笑』



やっぱりそこは否定しないよね。笑



『だったら、私じゃなくても…』


『俺はAちゃんが良いの!』



口を尖らせて拗ねた素振りを見せる彼はやっぱり可愛くて…



『中島さんのそういう可愛い所好きです。笑』



いつもこうなら良いのになぁ…。

なんて思っていると…



『俺はAちゃんの全部が好きだよ?』



そう言いながら、頭を撫でてきたかと思ったら『やっぱり好きじゃないや……愛してる』と、耳元で囁かれ強く抱きしめられた。



菊池さん…聞こえている筈なのに、聞こえいないフリをしているのか、それとももう寝てしまったのか…



私が彼の立場なら、こんな状況耐えられない…そう思うと私に対する気持ちが何なのか分からず、不安になった。

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作者名:らきめろ | 作成日時:2018年5月29日 9時

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