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昨日、あんなに優しくしてくれたのに…私が他の人に何かされても全然気にならないのかな?

そんな風に気になり、その姿を時々見つめていると目が合ってしまい…


即座に目を逸らすも、菊池さんは書類を持って私の席までやってきた。



『これ、データ入力しといて?』



普通に渡された書類を見てみると、一番上に「俺を見過ぎ!中島に気付かれるよ?」と書かれていて…



『ちゃんと出来るよね?』



と、頭をポンポンされた。



『はい…』


『まぁ、頑張れ!笑』



その頑張れは…仕事じゃなくて「バレないように」の方だよね?



そんな事言われても…と、茫然としていると…



『菊池、無理に仕事押し付けんなよ?昨日の今日じゃ、身体も辛いだろうし…』



中島さんは渡された仕事の量を気にしてくれているようだった。



『ちゃんと出来る量考えてっから……まったく、さっきまで怒ってたのに、中島サンは優しいんだか厳しいんだか分からない人だねぇ、Aちゃん?笑』



それって…


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作者名:らきめろ | 作成日時:2018年5月29日 9時

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