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『助けて頂いて、ありがとうございます…』
どう見ても機嫌の悪い彼に、恐る恐るお礼を言うと、チッと舌打ちをされて…
『お前、少しは抵抗しろよ?』
『だって…』
いきなり後ろからこられたら避けようがない。
でも、彼にそんな言い訳をしても無駄だと思い口を噤んだ。
誰も居なくなった部屋で2人きりになり…背筋が凍りつくような感覚になる。
『何が「だって」だよ?簡単に触らせてんじゃねぇよ…』
顎クイをされたと思えば、すぐさま唇を奪われて…
『お前は俺の物だから、分かったな?』
どうして命令されなきゃいけないのか…独占欲が強いって、こういう事?
張り詰めた空気の中、突如ドアが開き菊池さんが入ってきた。
『あ、お取り込み中だった?笑』
『別に…』
中島さんは私から離れると『飲みな?』と瓶を差し出し、優しく頭を撫でた後、自分の席についた。
『ありがとうございます…』
その間に菊池さんは普通に仕事を始めていて…
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作者名:らきめろ | 作成日時:2018年5月29日 9時