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本当は大丈夫じゃないけど…ロッカーで休んでから帰ろう。
そう思って立ち上がると…
『俺、これから出るんでついでに送ってきます』
ふらつきながら立った所を、菊池さんに支えられた。
『あ…大丈夫ですから』
『どうみても大丈夫じゃないし、俺は山田さんの指導係なんだから…気にすんな』
『……はい』
状況が状況だからか、周りの誰も止めなかった。
ロッカーに寄り、荷物を持って出ると『ほら、乗って?』と、駐車場まで背負われて…
恥ずかしさもある中、大きな背中に安心感を覚え身を預けると、このまま時が止まれば良いのにという幼稚な考えが頭をよぎった。
そして、営業車の助手席に座らされると…車内はタバコの臭いが染み付いていて、慣れない臭いに気持ちが悪くなり、ハンカチを充てて嗅がないようにしていると…
間もなく、運転席のドアが閉まり、彼の手が助手席のシートに置かれた。
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作者名:らきめろ | 作成日時:2018年5月29日 9時