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体調不良 ページ1
あの日以来、中島さんの事が気にかかり仕事中に度々見つめてしまうも、ニコッと微笑まれるだけで特に何か言われる訳でもなくて…。
彼が何かを企んでいるのでは？と、不安を感じながら仕事をこなす日々。
それでも、社会人としては当たり前であろう無遅刻無欠席で出社していたのに、女の子の日がやってきてしまった。
毎月、それなりに体調が悪くなるものの、今回は特に症状が酷くて…
仕事中にも関わらず、貧血と腹痛に耐えられなくなり机に突っ伏した。
それに気付いたマリウスくんが『Aちゃん、大丈夫？』と声をかけてくれると…
その一言に反応するように加藤さんから『山田さん、具合が悪いなら帰りなさい』と言われて…
正直、ここまで酷くなると電車に乗って帰る事自体が辛いんだけど…。
『はい…』
と、返事をしながら顔を上げると松島さんに『え？Aちゃん、顔が青白いよ？途中で倒れちゃうんじゃない？』と心配された。
『大丈夫…です』
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作者名：らきめろ | 作成日時：2018年5月29日 9時
