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この状況…どうしたら良いんだろうと考えて、空いている方の手を中島さんにさし出すも『もう良い』と睨まれて…。



場の空気が悪くなってしまい、困ったなぁと思っていると…中島さんに向けてさし出した手を、松島さんが握ってきた。



『じゃあ、僕が繋ぐ♪』


嬉しそうにニコニコされて…つられて笑ってしまうと…



加藤さんに『山田さん、なんか松島の保護者みたいだな。笑』と言われて…



それを聞いて、ムッとした松島さんは空いている手を私の後頭部に伸ばして引き寄せると、皆の前で強引にキスをしてきた。



『ちょっ……//』



一旦離されたものの、すぐに深いキスをされて身動きが出来ずに固まっていると…



いつかのように、パシッと加藤さんが彼の頭を叩いた。



『痛っ!』


『松島、お前なぁ……山田さん、大丈夫か?…大丈夫じゃ……ないよなぁ…』



顔を赤らめて俯く私を佐藤さんが隠すように立ってくれて…


『加藤さんが変な事を言うからですよ…』


彼が少し怒ったようにそう言うと…

..

彼女→←.



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作者名:らきめろ | 作成日時:2018年6月7日 20時

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