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そう言われて、ぎゅーっと抱き締められると、鼓動が勝手に高鳴り出して…//
ドキドキしたまま、彼の腕の中でじっとしていると…
『Aちゃん…次の週末、泊まりにおいでよ』
『えっ?』
泊まりに誘われるっていうのは、つまり…そういう事?
たどり着いた結論に一瞬で脳内が完全にフリーズしてしまい、どう答えて良いか分からなくなった。
『なんか予定あんの?』
そんな私に気付いたのか、手の平で背中を優しくトントンとされて…
『予定は…ない…ですけど…』
そう答えると、優しく頭を撫でられ…ドキドキしながら彼を見つめると…
『ん…。じゃ、お泊まりの準備持っておいで?』
と、ニコッと微笑みながら言われてしまい…
小さく頷いた後、恥ずかしくなり彼の胸に顔をうずめると再び、ぎゅっと抱き締められた。
『Aちゃん?』
『…はい//』
『愛してるよ』
初めて彼から真剣に伝えられた、その一言が本当に嬉しかった。
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作者名:らきめろ | 作成日時:2018年6月7日 20時