只今高嶺の花に恋わずらい中です【竈門炭治郎】

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善「おはよー炭治郎」

炭「ああ…おはよう…」





炭「突然だが俺、死にそうだ善逸」

善「A先輩が可愛いすぎて死にそうって？」

炭「…よくわかってるな…」

善「毎日同じ事言ってるからな。そらわかるわ」







俺は今、恋をしている。




相手は２年の藤咲A先輩だ。

そう、あの成績優秀で、実は学園四大美女の１人のあの人だ。



あの先輩は、俺が手伝っているパン屋
かまどベーカリーにもよく買いに来てくれる。

その初めて先輩が来たときに、俺は先輩に一目惚れした。



恋は盲目というが、
あれは本当なんだと今実感している。





現に俺は今先輩の事しか考えてないし、
興味がなくなった。




今まで結構あったバレンタインのチョコも
去年から貰っていない。

A先輩がくれるまで貰わないと決めたんだ。





善「そういえば炭治郎ってA先輩のLINEの
知らないの？」

炭「？ああ」

善「勿体ないなぁ、交換したらいいのに。俺交換
してるよ？」

炭「⁈な、なんで知ってるんだ⁉」

善「マンションも部屋隣なんだよな俺。だから一応
交換してて…」

炭「狡いぞ善逸！抜けがけなんて！」

善「いや、俺そういうんじゃねーし。炭治郎も
聞いたらいいじゃんか」

善逸の一言が、簡単そうに聞こえるが


実はそう簡単にはいかなかった。

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