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さんじゅうに ページ34

?「ふざけんなッ!!開けやがれ、バカ長男!!」
 



俺は動揺せざるを得なかった。

 

まるでAが…



いや、Aがそこにいた。



10年前と何ら変わらない状態で。





善「大丈夫?!炭治郎!」



善逸が声を掛けてくれた。



その後ろからぞろぞろと、皆が出てきた。



義「大丈夫か、炭治郎」



し「怪我はありませんか?」



煉「よもや!とても大きな音がしたが!!」


 

皆、俺を心配してくれた。



だが、俺の動揺は一向に収まる気配が無かった。



死人が蘇ることなんて有り得るのか?



すると。




?「古いネタで行ったのがダメだった?


  それなら謝るからさぁ……


  流石に開けてくんない?」


 

皆の顔から血の気が引いていった。



やはり紛れもなく、Aの声だ。



耳の良い善逸と宇髄さんは周りより、一層血の気が引いていた。



その反応から声の主がAである可能性は一段と高くなった。




実「おいおィ……マジかよォ…」



カ「信じ難いわ…」



玄「…………」



 
だが俺は、そう簡単に信じなかった。


 



 



 






 

 


10年前の事件の後、何人の人間がイタズラで


俺の家のインターホンを押していったか。


 



家の前で何人が罵詈雑言を吐いていったか。



どれだけ心を痛めたか。




 


 



 




 
 


 



だから、俺は扉の外にいるAかもしれない人間に向かって問うた。


 

『もし……もしAなら………俺とAしか知らない秘密を言ってみろ。


 言ったことが本当にそうならこの扉を開ける』



 
俺は殺気を込めて言った。

 


?「俺とお前しか知らない秘密………か…」



 
そう言い、その声は止まった。



俺は声を荒くし、言い放った。



 
『出てこないだろ!!それはそうだ!!お前は偽者だからな!!


 もう帰ってくれ!!もしまだ居座るようなら警察を呼ぶぞ!!』


 

すると、すぐに返答が帰ってきた。




?「なんでも………いいんだな?」



『ああ!!言えるものならな!!』



?「…………」


 









 




 




 



 




 




 




 




 


 




 




 



 





?「竈門炭治郎くんは俺の死ぬ数日前にカナヲとセ〇クスしました!」




「「「「………………」」」」



 



皆の間に沈黙が流れる。



そして、俺は……




 


 




 




 




黙ってカギを開けたのだった。

さんじゅうさん→←さんじゅういち



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設定タグ:鬼滅の刃 , 男主 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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ぱるすた(プロフ) - あざす!!参考にさせて頂きます!! (2021年3月15日 9時) (レス) id: 9d6ba54971 (このIDを非表示/違反報告)
Tomimatsu/富松(プロフ) - まぁ、これからも文書きを頑張ってください!あと、貴方の作品は〇〇sideそして情景が上手く書かれているので、キャラの名前→〇〇「台詞」のように“キャラの名前”はなくてもいいですよ。その方が他の情景の文字数の稼げますし。 (2021年3月12日 22時) (レス) id: f3792cc803 (このIDを非表示/違反報告)
Tomimatsu/富松(プロフ) - 失礼な事を言ってすみませんでした。確かに伸びる、伸びないじゃないですね。そう言う事囚われずに書くのが一番楽しいですね。......でも、やっぱ最近よくある、ルール、規約も守らずにクソみたいな文を書いてる人の作品よりも、あなたの作品が伸びて欲しいです。 (2021年3月12日 22時) (レス) id: f3792cc803 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるすた(プロフ) - まぁ、とはいっても伸びてほしいと思う自分もいますがww (2021年3月11日 10時) (レス) id: 9d6ba54971 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるすた(プロフ) - Tomimatsu/富松さん» 伸びる、伸びないじゃないっすよ。書きたい作品を書くだけです。周りの評価を真摯と受け止めるのも大切ですが、あまり真に受けると書きたい作品が書けなくなりますからね。 (2021年3月11日 8時) (レス) id: 9d6ba54971 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるすた | 作成日時:2021年1月6日 11時

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