ありがとう【鬼滅の刃】【キメツ学園】

じゅういち ページ12

とにもかくにも時刻は17時。


　


帰宅の時間だ。


　




　


俺とカナヲ(数日前、先輩はつけないでほしいと言われた)

そしてAは下駄箱に集合した。



　


　


そこへ……



　


　

ア「カナヲ！！」



　


　

カナヲの親友のアオイ先輩が来た。


　



　

ア「大丈夫？あの子になにもされてない？」



栗「うん。今のところは」


　



　



アオイ先輩によると例の女の子はアオイ先輩のクラスにまで来て

俺の彼女は誰か聞きまわったらしい。



　


　
幸いみんな口を割らず、諦めて自分のクラスに戻っていったという。



　


　
炭「大丈夫です！！カナヲは絶対に俺が守ります！！」


　

　

　
するとアオイ先輩は頭を下げた。



　


　

ア「お願いします……」


　

炭「ちょｯ！！」



　



俺は慌てて頭を上げるようアオイ先輩に求めた。



　



　


そして、一緒にいるAにも向いた。



　

　



ア「Aも一緒に？」



　


するとAは眼を瞑りながら言った。



　


『炭治郎もカナヲも大事な友達なんでね。

　めんどくさいけど行ってやりますよ』



ア「……もしかしたら今日は炭治郎さんの

　 お家にカナヲは行った方が安全かもしれないわ。


　
『確かにそうですね』


　
炭「分かりました。カナヲ、いい？」


　
栗「うん」


　


　

その後、俺たちとアオイさんは別れ、それぞれの帰路に就いた。



　



　



　


　


　
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



　




　



　

帰り道は特に何も起きず、

俺の家である竈門ベーカリーの50m手前まで来た。


　



また、計画通り竈門ベーカリーまでカナヲを連れてきた。



　



　

『なにもなかったな』


　
炭「ああ。良かったよ」


　

　




俺達三人は帰り道、仲良く会話していた。


　






ぐぅ〜……


　




　

Aのお腹が鳴った。




　
炭「お腹空いたか？」



『ああ。てか俺が断りに行ったから契約通りパン食わせろよ』



炭「そうだったな！」


　
栗「私、炭治郎のパン食べたい」



『そうと決まれば炭水化物パーティ開催だ』




　


　
俺とカナヲは手を繋ぎ、Aはその後ろに着いた。



　



　



　



　



　



　



　





　


　



すると。



　



　



　



　



　





女の子「ねぇ炭治郎君。私も混ぜてくれないかな？」



　



　


電柱の影から例の女の子がスッと出てきた。

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