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北「角名、いつまで外おんねんはよ戻ってきいや」



角名「北さん、ちょっと今それどころじゃないっす」


 北はしゃがんで苦しそうに吐いているAをみて

 事情は分からないがただごとじゃないことは理解した



北「大丈夫か?ちょっと待ってな」


 「ええです、、うちなんかほとって練習試合行ってください、、、いつもの事なんで大丈夫です」


角名「こんなに吐いてて大丈夫なわけないでしょ」


北「ほんまやわ」




部長「写真禁止って言ってんでしょ!!!」



 バドミントン部の部長が凄い剣幕で怒鳴っている


 この時、隣でしていたバレー部は動きを止めた


 勿論、バドミントン部も深刻そうな顔をしている


 バレー部こそすぐに動き始めたがバドミントン部の


 部長と相手の高校の部長がファンに向かって般若の面のような顔で怒鳴っている



部長「Aが!!写真を取られるのが怖いの知ってたはずやろ」



 北は話を聞くために中へ戻り


 角名はAの側にいた


 「角名クンええで?試合してきてや

 私ほんまに大丈夫なんよ

 迷惑かけてすまんかったなぁ、、

 もうちょっい邪魔にならんどこで吐けばよかったわ(苦笑」


角名「迷惑かけられてると思ってないし、今戻ってもAのこと心配でなんもできないから

 あと、何で急に呼び方かえたの?」

 「えっ、変えとった?」


角名「え、気づいてなかったの?」


 「ごめん、なんか気分悪くて思考停止状態やったわ」


角名「あ、そうなの

 てか、そんな顔してたんだ」



 「え、」


Aは袋を置きペタペタと顔を触る


 「あっ、、、もう、、いやや、消えたい」



 しんどすぎて、何も考えられなくなって居たAは


 吐くときにすぐマスクを取ってそのまま角名が来たので

 角名にバリバリ顔を見られている


角名「えー、何で隠すの」


 「マスクの替えあっちだぁあ、、もうヤダ

 見られたァァァ、、」


角名「いいじゃん、可愛いよ」


 「それはないわ、眼科いったほうがええで」


角名「酷いなー、俺両方Aだよ」


 「嘘やん、絶対

 そんな目細いのに見えてるわけないもん」


角名「なんか唐突に悪口言われた気分」


 「褒めて、、はないか、、、

 でも、うちは好きや?糸目が好きやからな」



角名「キュンッ)そっか」

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作者名:和チキ | 作成日時:2024年3月3日 14時

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