マスク少女はカメラ恐怖症 (ページ19)

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「どっ、、どや？

　さっきから角名黙ってるけどどしたん？」

角名「、、可愛い、、本当可愛い

　やばい可愛い抱きついてもいい？」

　「いや、もう抱きついてんねん」

角名「本当に可愛い、、好きやばい可愛い」

　「やっ、やめて角名照れるやん、、」

角名「やばい、、めっちゃ可愛い写真に映したい

　俺に照れてくれてるAめっちゃ可愛い」

　「ちょ、ほんまにあかんわ

　恥ずかしいわ」

角名「ねぇ、本当に好きなんだよ

　A俺と付き合ってください」

　「え、、えよ」

角名「え？」

　「ええよ、、うちでいんやったらええよ」

角名「まじで好きやばい嬉しい」

　「角名、めっちゃ語彙力低下してんで」

角名「知ってる、、けどもうやばい可愛い、、

　無理なの百も承知で聞くけど写真撮っちゃ駄目？」

　「顔うつさんのやったら」

角名「え、まじで？ちょっとまって

　これ着て俺に抱きついて」

　角名が差し出したのは自分がTシャツの上から来ていた狐の形の耳がついたもこもこパーカーだった

　「ん？？、、」

角名「あっ、無理なら大丈夫だよ

　出来るまで俺ずっと待っとくから、Aのペースで大丈夫」

　角名はAの頭をそっと撫でた

　でも、Aは何故か角名になら大丈夫かも

　カメラのレンズ見えないし

　と考えていたが

　それよりハグに抵抗があった

　「写真取られるのは顔隠せばええんやけど、、多分

　フードかぶればシャッター音聞こえんし、、

　でも、抱きつくの、、」

角名「え、抱きつくの嫌？」

　少しショックを受けたような声でAに聞く

　「嫌、、ではないんよ逆に抱きつ来たいんやけど

　今行ったらなんか

　今まで隠しとった弱い部分とか見えはっとったとこを角名にぶちまけそうやけん、、」

角名「、ｷﾞｭｯ」

　Aの言葉を聞いた角名は黙ってAに抱きついた

　「角名？？」

角名「受け身だと大丈夫なんだ

　A俺の背中に手回してみ？」

　「こう、、か？」

角名「うん、じょーず
　これでちょっと力入れて俺の話聞いてね？」

　「お、おん」

角名「俺はAの昔のことなんてわからないし
　無理に聞こうとも思ってない

　でも、ここ最近Aを好きになってからAを見てたら、苦しそうだなとか今無理に笑ったなってことが多すぎなんだよ

　付き合ったのはさっきだけど俺達今は彼氏彼女だよ？

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