マスク少女はカメラ恐怖症 (ページ2)

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2年生になって、クラスも変わり、皆新しく友達やグループを作ろうと必死になっている

　が

　1人だけ、アイマスクを付け机にふせて寝てる奴がいた

　「zz」

朱里「起きろーAー」

　「ン、、、何やねん」

　気怠そうに付けていたアイマスクをあげる

朱里「何やねんじゃないわ！昼休み！パンかいいくよ」

　「もう昼か！はよ行かな売り切れてまう！！」

朱里「ハハ、って言っておいてー買ってきました！」

　ﾆｼｼと笑いながらいつもAが食べているパンと朱里自身のパンを出す

　「おおきに！！！助かったわ〜」

朱里「いいよ〜、お代は写真で！(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!」

　「うちの感謝を返せ！！」

朱里「へへ冗談、いつものとこ行くか」

　「せやな〜、」

治「朱里ー！！！一緒に昼ご飯食おうや！！」

　稲荷崎高校名物、宮ツインズの片割れ宮治

　朱里と付き合っとる奴やけど

　何かとうちのことが気に入らんっぽくてなぁ、、

朱里「えー、今日Aと約束したし」

治「へぇ」

　治がAを見下ろす

　うちをそこら辺の気色悪いけばい女どもといっしょにされちゃ困るんやけどなぁ

　「ええよ、食ってこいや！うち寝るわ」

朱里「ちょ！ちゃん昼は食べんと」

　「食べるわちゃんと」

朱里「えぇ、、」

　「ほら、カレシさんが待っとるで」

朱里「んんんー！！！分かった！明日は一緒に食べよ！」

　「ええよ〜、明日土曜やけど〜」

朱里「ぁ゙！」

　「どうせ、部活で一緒やろはよいけい」

朱里「うん！」

　なんだかんだお似合いなんよなあの2人

モブ「Aーちゃーん！」

　「はーあーいってトトロかっておぉぉぉおお！！！」

モブ「ハイチーズ」

　「辞めーやぁぁあ！！！！！」

　モブ「アハハハ！！ごめんごめん
　はい、おにぎり余ったけんあげる」

　「おっおおきに〜ってマスクは取らへんで」

モブ「えーー！！」

　「えーー！！(裏声)やないわ！

　マスクはうちの皮膚や！おにぎりは貰っとく！」

モブ「ｼﾞｯ」

　「何やねん、、」

モブ「強制じゃぁあ！！皮膚剥がしたる！」

　「お前ら人間じゃねぇぇえ！！！」

　そういいながらAは教室を飛び出た

　新しいクラスに中々馴染めず教室の隅にある席に座って携帯をいじっていた角名は

　昼、教室ど大声を上げているAに腹が立っていた筈だが

　話を聞いているうちに

　「何あの子面白っ」
　