黄金boyは超鈍感【1】 (ページ7)

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ジョングクとはたくさん話をした。

仕事のこと、ヒョン達のこと、ジョングクの目指すところ、本当にたくさんのジョングクを知った。

JK「そんじゃそろそろ帰るわ！母さんからまだ帰ってこないのかってカトク来てるから(笑)」

A「グクのオンマも早くグクに会いたいんだよ(笑)ごめんね！長居させちゃって。」

JK「全然大丈夫！俺も長居しちゃってごめんな！また連絡する！じゃあな！」

そういってジョングク帰って行った。

A「グクはすごいなー。まだ高2なのにいろいろ考えて。なのに私は、、、。」

それから何時間も1人で考えた。

将来のこと。
自分が何をしたいか。
どんな人間になりたいか。

そしてやっぱりジョングクを諦められないのも。
諦めるべきじゃないってことも。

そして私は決心した。

A「よし！私、ジョングクの音楽事務所に就職する！！」

私の将来の夢。
それはジョングクのそばにいること。

そしてジョングクを支えること。

馬鹿かもしれないけど、どんなときもジョングクを支えられる存在になりたい。

私はマネージャー業務への就職を決めた。

その日からマネージャー業務に関する参考書や資料、パソコン操作やネットのこと。
ビジネスマナーなど本当にいろいろ勉強した。

マネージャー業務は学歴や資格は特に問われない分、自分の仕事への姿勢や要領が大きく問われる職務。

高卒の私でも雇ってくれるのだろうか。
いや、絶対に雇わせてみせる！！

その日から毎日、ただがむしゃらに頑張った。

そして高校3年の秋。

見事ジョングクの所属する音楽事務所の内定が確定した。

配属はマネージャー業務の部署。

やっと。
やっとここまで来た。

待っててね、グク。