黄金boyは超鈍感【1】

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スタジオの方は大丈夫かな？
気まづくなってないかな？




私はスタジオに戻りながら考えた。






するとスタジオから楽しそうな会話が聞こえた。







なんだ、仲直りしたんだ。






するとそこにはサラさんがジョングクにケータリングのおかずを取り分けていた。



そしてそれを食べるジョングク。






なんだ、ダイエット中じゃなかったの？





デレデレしちゃって。






あんなこと言わきゃよかった。






テヒョンさんがスタジオから出てきた。




V「あ！A、どこ行ってたの？」





A「ちょっとトイレに。
あの感じだと2人は仲直りしたんですか？」







V「そうみたいだね、ジョングギが謝ってたよ。
謝んなくていいのにー。
僕ちょっとトイレ行ってくるー」




結局謝ったんだ。




休憩が終わるまで後10分程。



私はなんとなくスタジオに戻りたくなかった。



5分前に戻ればいいや。








〜10分後〜




監督「じゃあ練習しましょうか！」







メンバーを携帯で撮影しながら、ニコニコしているサラさん。





何事も無かったかのように元気なサラさんだった。





単純だな、この子。
私もこの子みたいに単純だったらな。




この子みたいに好きな人に積極的になれればな。




考えれば考えるほど落ち込むわ。
考えるのやめよ！！





練習が終わり、メンバーみんなが集まる。





サラ「みなさん！タオルどうぞ♡」





JN「ありがとうー♡」





A「では本日のスケジュールはここまでなので、解散してください！明日は8時に事務所でお願いします！」





A「サラさん、明日は絶対に遅刻しないでくださいね」





サラ「はーい！気をつけます！」






本当に分かってるのかなこの子。





威勢のいい返事をすると、サラさんはそそくさとジョングクの方へ走っていった。






サラ「はい♡タオルです♡」





JK「ど、どうも」






そうだ、私もジョングクに謝らなきゃ。






A「あ、あのグク。」






JK「何？」






不機嫌だ。






A「ちょっと後で確認したいことがあるから来てくれる？」





JK「それなら今ここで言えばいいじゃん」





察しの悪いやつだな！！





A「その、あまり人がいると、、、」






JK「何？めんどくさいな」








めんどくさい？
その女の謝罪には応じるのに？

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