黄金boyは超鈍感【1】 (ページ4)

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それからしばらく経って。
防弾少年団のデビューが決定した。

デビューが決まると準備やらで一気に忙しくなった。

毎週してた電話も、

【ジョングク】
"ごめん、今日は新しいダンスの打ち合わせあるから電話出来ない。また連絡する！"

そうカトクが来る。

そっか。
もうジョングクはデビューするんだ。

"デビューしたら1番に曲聞かせてよね！"

あの約束。
覚えてるのかな。

まあでもグループデビューだから、無理だろうな。

そしてデビュー日。
少し初々しいが息のあったダンス、ラップなんてすごく個性があってそこにのる綺麗な声の歌。

グクの歌、初めて聞いた。
こんな綺麗な声してたんだ。(笑)

鼻歌程度なら聞いたことあるけど。
やっぱり上手いなー。

たくさん練習したんだろうなー。
そりゃ私なんかと電話してる暇ないよな。

大好きなジョングクがデビューして、
嬉しいはずなのに、、、

遠い存在になってしまったグク、
私が必要としなくてもたくさんの人が必要としている。

嬉し涙？なんの涙が分からない。
私はテレビを前に涙が止まらなかった。