黄金boyは超鈍感【1】 (ページ28)

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A「だったら家で大人しくしとけばいいでしょうが！！」

私達はしげみに隠れたままだ。

JK「だって宿舎だと他に邪魔者が多いし、事務所だと他にも人がいっぱいだし。
ゆっくり話せないじゃん」

ジョングクは私を喜ばせるのが上手だなー。

ゆっくり話したかっただなんて。
期待しちゃうじゃん。

A「そうだけど、あなたはアイドルだよ？もう少し自覚して。」

JK「ごめん」

A「分かればいいんだけどさ、って、、、え？」

気づけばジョングクはじーっと私を見つめている。

A「な、何？」

JK「Aはさ、テヒョニヒョンのこと好きなの？」

A「は？なんで？！」

JK「だって、いつも仲良く話してるしご飯作るとか言うし」

これは、ヤキモチ？

JK「なんかさ、それ聞いた時にすごーくもやもやしてさ」

これは、もしや。

A「好きだけど、恋愛の好きじゃないよ？」

そう言うとジョングクの顔が少し明るくなった。

このまま言ってしまおうか。

A「わ、私が、好きなのは、、、」

JK「あー！よかったー！なんか親友取られたみたいでもやもやしちゃったんだー！」

親友、、、。

告白される前に振られた。

まあ、そうだよなー。

A「私はグクのこと1番分かってるよ」

JK「だよな！ごめんな、こんな夜遅く呼び出して。
明日はコンサートだし！帰るか！」

道のりはまだまだ遠いなー。