俺は君のアイドル。【緑】

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「俺には、赤ちゃんの頃からずっと一緒にいた幼馴染みがいます。





その幼馴染みは、アイドルになりたい、そういいました。









でもそいつ体弱くて、お医者さんに無理って言われてしまったんです。









で、俺がいったんです。









俺がその夢叶えたるって。









まぁ小さい恋心です。かっこいいとこ見せたかったんですね(笑)









アイドルになろうって思ったんはほんまにそれだけのきっかけで。









しばらくはそいつのためだけにアイドルしてました。








でもだんだん、仲間…今のメンバーたちと切磋琢磨して頑張ってるうちに、だんだん本気でアイドルになったるって気持ちが強くなりました。









そんな矢先、そいつ不慮の事故で眠っちゃうんです。









何度も自分に問いかけました。このまま続けるのかって。









それで出た決断はやっぱり、続けたい、って気持ちでした。









そんで、ほんまに全力で頑張ってたとき、しげたち4人のデビューが決まって。









もうほんまに諦めよう、アイドル辞めようって思ったとき、幼馴染みが目を覚ましたんです。









ほんまに嬉しくて、こんなに嬉しいことあるならデビューできひんくてもしゃーないって思ったくらいでした。









それなのに幼馴染みは俺の心見透かしたように、＜デビューせんくてええの？＞って。









そういわれて自分の気持ちに気がついて。









デビューしたい、そう思って社長んとこ行こうとしたとき、その病院の外にはみんながいました。









幼馴染みにいろいろ言わせたのもこいつらの戦略だったんです。









ほんま最悪ですよね(笑)









でも俺は、この最悪なメンバーのことが大好きです。









今俺がここにいるのは幼馴染みと、この仲間たちのおかげです。









おかげで、俺らの夢叶えられました。









これからも、こんな7人ですが少しずつ進んでいって、いつかてっぺんとります。









そんときはみんな一緒にいい景色見ましょうっ！









今日はほんまにありがとうございました！」









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