俺は君のアイドル。【緑】

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『昨日、○○見たで！！』









ただでさえ露出の少ない関西jr.。









貴重なテレビ出演があると欠かさずみてくれていた。









『最近忙しいね？』









「有難いなぁ(笑)



何、また寂しなった？？」









『なってないでーす』









こんな会話をしょっちゅう繰り広げているうちに季節はめぐり、そろそろ進路を決めなくてはならない時期となった。









『智は高校どーするん？』









「ん〜、ジャニーズ続けられるところかな。」









『そっか、うちは○○校行こうと思ってん。』









「え、ほんま？」









美空が言っていたのはほんまにかしこいとこ。









「俺も行こうかな。」









『え、？』









「美空の保護者おらんとあかんやろ？(笑)」









『なんやそれ。(笑)』









なんて冗談言っていたものの、ほんまにその高校に行きたくて。









美空と違う学校なんて、考えられなかったから。

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