もう、戻れない "JW" (ページ47)

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46秒ページ47

⁇side →神山side

重「なんっで、、、？」

神「にゃはは、凄いやろ？

俺ともう1人で全部やったんやで？」

重「、、、もう1人？」

神「そ、笑

、、、、どーせやったら、最後までネタばらししよか」

そう言ってしげの方に向き変える

しげはめっちゃ難しい顔してる

神「そー難しく考えんでもええやん笑」

重「、、、なぁ、神ちゃんって海に落ちたんちゃん？」

神「あぁー、あれなぁ

凄いやろ？全部俺が仕組んでん笑」

重「ずっと生きてたん？」

神「そーそー、元気やでー？」

重「淳太の、、、あれは？」

神「あれは俺の仲間」

重「、、、誰？」

神「当ててみ笑」

質問を問いで返すと

暫く考え込んでからポツリと零した

重「はまちゃん、、？」

神「うおっ、さっすが

当たりやね、はまちゃんも俺の仲間笑

、、、まぁ、昨日殺ったけど」

重「はっ、、、」

神「めっちゃ驚いてるやん笑」

重「なんでこんなこと始めたん？

やっぱり、、、あのイジメ？」

神「はぁ？笑ないない

あんなんイジメとも言わんやろ笑

ただ単に自分のより下の奴作って見下して優越感に浸りたいだけやん？

俺からしたらあいつら醜いなぁぐらいにしか思っとらんかったし笑」

重「じゃあ、、、なんで？」

神「、、、聞きたい？」

少しだけドスをきかせた声で言ったら

考え込んだ

そない悩まんでええやんけ笑

重「、、、聞く」

神「ええよ？

じゃあ、俺の過去の事の話そっかな」

重(コクリ)

神「まずさぁ、しげって俺の父親見た事ないやろ？」

重「うん、」

神「ははっ、こっからは誰にも言ったこと無いわぁ

、、、、俺がな、殺してん笑」

重「へ、、、？」

神「おれんちさぁ、兄弟多いやん？

やのにさぁ、あのクズ

働きもせんと酒ばっか飲みおって

、、、挙げ句の果てには暴力やで？」

重「、、、、」

神「一生懸命働いてるおかんに暴力振るって

家は荒れ放題、おかんも働き詰めで今にも倒れそうやってん

俺もやられてたしな」

そう言いながら

しげの前に行って背中めくってみ？って促す

しげがシャツをめくると絶句した

、、そこまでか？

重「、、、、なにこれ」

神「真ん中のおっきい痣は

クズにフライパンで殴られた奴

10年以上前の奴やんに未だに消えへんねん」

重「、、、、」

神「んで、流石に限界やったから

、、、、殺してん、この手で」

そう言いながら、手でぎゅっと握りこぶしを作った