狂喜的___殺人鬼 "緑" 1st.

37回 ページ37

青side




神ちゃんの美味しいご飯を食べた後、今は談笑中


俺は、いつも通りみんなの話を聞いてるだけやけど

1人だけ話の輪に入らず、ケータイをいじってる望が居った


スマホを見て、考える素ぶりを見せては

神ちゃんを見てぶつぶつと呟いたり


神ちゃんになんかあんのかな

そう思ってチラッと見ても、何も分からへん



青「なぁ、何やってんの」


桃「うおっ！？

びっくりしたぁ〜」


机からひょこっと顔を出して聞けば

大げさに反応する望


青「そんなにスマホ眺めて何してんの

俺にも見してーや」


桃「えぇー、んー、、どーしよ」



画面を俺に見せる事に抵抗があるのか、

あー、とかんー、とか間抜けな声を出してる


グイッ


桃「あっちょ、」



焦ったくて強引的に覗くと


青「、、、殺人事件？」


ぽつりと呟くとピクッと肩が動いて

"うぁああ〜"と脱力した



桃「んー、えーっと、んー、、もぉ！」


髪をぐしゃぐしゃとして、うぅー、と唸ってる


青「どーしたん？」


桃「ちゃうねん！ なんて言ったらええん変わらんねんけどぉ、

、、、なんかモヤモヤすんねん」


望からスマホを奪って詳しく読んで見る


青「最近起こってるやつやん

んー、なんかこの辺りでめっちゃなってるな」


桃「ん、、、せやねん」



視線を外して望を見ると

机に突っ伏してただ一点を見てる


その視線をたどって見ると


青「、、、神ちゃん？」


桃「う"っ」


あからさまに変な声を出して、

今度は縋るような目で俺を見る


青「なんやな、これと神ちゃんが

関係あんの？」



適当に当たりもしない予測をして見る

まぁ、神ちゃんがこの事件となんの関係があ____


桃「、、、、ん」


青「は？」




目を見開いて

望の頭が沸いたんちゃうかって、半ば本気で思った

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