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続きです ページ49

相良「まぁ…粘ったほうだな、最近のサンドバッグに比べたらだが。」

鷹橋「お疲れ様です、兄貴。」

相良「鷹橋、後やっとけ。俺はアガリを渡したら直帰する。」

鷹橋「了解です」

「私遺体の処理だけ見届けちゃうわ」

鷹橋「え!?」
鷹橋(それはまずい!)

「え?鷹橋くんどうかした?」

相良「…いいからお前は車ん中で待ってろ」

「なんでよ!?」

鷹橋(わかってくださいよ姉貴…!)

相良「いいから待ってろってんだよ」

相良は何もわかってない様子のAの背中をグイグイ押して自身の車に押し込むと、鷹橋は遺体を乗せ、それぞれ車を発進させる。事務所に向かう道中、相良は少しバツが悪そうに話し始めた。

相良「A、お前…罠仕掛けた後だろうが。そんな格好でウロウロすんな。」

そんな格好?といい自分の体に目を向けたAはようやく気が付いた。

「もしかして…胸開きだから?普段着にしようと思ってたのに」

相良「…ったりめーだ、ボケ。するんじゃねぇ」

相良の腕をツンツンとつつきながら、少し不貞腐れたように聞く

「こういうの着てほしくないのー?」

相良「うるせえ、やめろ。」

「はーいはい」

チッ…と小さく舌打ちして照れ隠しに必死な様子を見てニヤニヤを抑えながらも、そっとその肩により掛かる。
少しするととても小さな声で

相良「まぁ…似合ってはいるんじゃねぇの…」

「え!本当!?じゃあこれから…」

相良「着てもいいが俺の前だけにしとけ。あと作戦の時ももうちょい露出控え目の服にしろよ…」

「…じゃあそうする」
(着てはほしいんだ……)

こうして事は片が付き、事務所にアガリを納めた相良はAを乗せて街中を走り去り、無事に帰宅したのだった。

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ひなえ(プロフ) - ゆうさん» 読んで頂きありがとうございます! (2022年11月1日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 相良さんのプロポーズ最高です!!!!!!! (2022年11月1日 21時) (レス) @page39 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなえ | 作成日時:2022年7月28日 16時

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