続きです ページ16
久我「…ありがとな。」
「いえ…。」
お互いに恥ずかしさから視線を下に落とす。ほぼ同じタイミングで下を向くため、互いに赤いことに両者は気付いていなかった。
少し気まずくなった久我はAに声をかける。
久我「そ、それにしてもすげぇな…医療用具とか日頃から持ち歩いてるのか?」
「はい、まあ最低限ですが。…兄貴も持ちます?何かと便利ですよ?」
久我「はは…。俺じゃ持ってても手当てうまく出来ねぇし、やめとくよ。…俺ちょっと珈琲淹れてくる。Aも飲むか?」
「いえ…私は大丈夫です。お淹れしましょうか?」
久我「いや、トイレがてらだから大丈夫だ。」
そう言って逃げるように久我は部屋を出た。
そして廊下で一度立ち止まり、少しジクジクと痛む絆創膏が貼られた指を見る。
久我(…絆創膏持ち歩いて、手当てしてもらえなくなったりすんのも嫌だしな。…なんて、本人には言えねぇけど)
〜怪物〜 一条夢/ギャグ 【夢主様出番少なめ&カッコいい兄貴達はいません】→←〜人の振り見てあえて我が振り直さない!〜 久我夢/甘
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひなえ(プロフ) - ゆうさん» 読んで頂きありがとうございます! (2022年11月1日 21時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 相良さんのプロポーズ最高です!!!!!!! (2022年11月1日 21時) (レス) @page39 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひなえ | 作成日時:2022年7月28日 16時